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KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006「○maru」@かでる2.7

前回よりもアートな要素が増したと思った。ガジェットショーはもちろん、スクリーンを使った演目でのちょっとしたイリュージョンがあったり。ひとり芝居の部分も笑いをとることだけを目的としていなくて、コントというよりはショートストーリーだった。最後はちょっとほろっときたし。小林賢太郎=ラーメンズ=お笑い芸人という認識で見るとちょっとしっくりこない部分があるかもしれないけど、ラーメンズでやってることとソロとのちがいがよりはっきりしたように思った。 個人的には好き方面でした。
ガジェットショーの「ノマキューブ」「展開連景」「●の再構成」はくすりと笑いつつ頭の体操ができてピタゴラスイッチみたいだなー、子供の教育によさそうだなと思った。
んでこれもよかったんだけど、私はやっぱり小林さんのおもしろさと頭のよさは言葉遊びの巧みさにいちばんよく出てると思うので、「アナグラムの穴」がいちばん好き。前回はじめて見たときにくらべると衝撃は薄まったけど、やっぱり思いも寄らない言葉が出てきて、やられた。
ウルトラクイズの1問目で○1人vs×5万人になるやつとか、フランダースの犬、が、フランスのいぬだー!になるアナグラムとか、くだらないネタもいいとこに入ってて、頭がいいのが鼻につくような舞台ではなかったので、素直に楽しめました。満足。