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ヴァチカン博物館

ローマに行くにあたっていちばん楽しみにしていたヴァチカン博物館でしたが、宗教行事のため、滞在3日間のうち1日目の午前中しか開いていないとのこと。それじゃ混むだろうなーと思って早朝から並んで見てきました。後ろに並んでる外人集団に因縁つけられて横入りされそうになったりしながらも、前後の人達と団結して何と3組目(!)で入場。がんばった。一番前にいた英語圏の方々がとても頼もしかった。入館料は12ユーロ。



ピオ・クレメンティーノ美術館。古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻作品が展示されてました。八角形の庭(画像左)にはラオコーンが!



大燭台のギャラリーと地図のギャラリー。天井画に圧倒されました。タペストリーのギャラリーは暗くてうまく写らなかった。タペストリーは糸で織られているとは思えない精巧な絵画になっていてため息が出た。



ラファエロの間。天井を見つめてとにかくうっとりしっぱなし。
この後システィーナ礼拝堂へ。撮影禁止なのでカメラはおとなしく胸ポケットに。撮影できたとしてもこのすごさはカメラにおさめきれないと思った。「最後の審判」には言葉も出なかったなあ。長い間ベンチに腰掛けてみつめている人がたくさんいた。わたしもそのひとり。


 
図書館の回廊。チェーンがかけられていて中を歩くことはできず外から写真を撮るのみ。フレスコ画に日射しがさしこんでキラキラしてました。

 
螺旋階段。上からのぞき込むと吸い込まれそうな景色がとても気に入りました。ここを降りると入口ロビーに出ます。階段の横には郵便局があって記念切手のようなものも何種類か売られていたので、切手が貼られた封筒をおみやげに買いました。3ユーロ。それと撮影禁止だったシスティーナ礼拝堂最後の審判も入ってるポストカードのセットを5ユーロで購入。



出口。
この他、写真には撮らなかったけれどエジプト博物館なんかも見ました。私たちみたいに個人で行ったんではなくてオプショナルツアーで行った人たちに後で聞いた話だと、システィーナやラファエロの間など有名なところしか回らなかったとのこと。私たちには解説してくれる人はいなかったけれど、ガイドブック片手にでも十分楽しめたし、たくさん見てまわれてよかった。オプショナルツアーは高いしね(7千円以上してた!)。
とにかく教科書で見たものがあっちにもこっちにもで、この感動は言葉では言い表せないです。しかしやっぱり3時間では見た気がしない!またいつかじっくり見に行きたいです。


おまけ
エジプト博物館で職員のイタリアンボーイ2人に「松田聖子知ってる?僕たちファンでCD持ってるんだけど、何か歌ってくれない?」と言われて手拍子までされたので、赤いスイトピーやら、友達は青い珊瑚礁やらをなんとなーく鼻歌で歌ってにやにやしながら逃げました。イタリアで松田聖子歌うはめになるとは思わなかったよー!ああびっくりした。それにしてもどこで知ったのかしら。ちなみに「Do you know マツダセイコ?」ときかれました。セイコマツダ、ではなく。固有名詞なのか。