真夜中の弥次さん喜多さん

やっとやじきたを見てきました。わけわかんない！でもすごい笑った！エンドロールでまで笑っちゃう映画はあまりないと思う。出演者は無駄に豪華で、出てる人みんなのびのび楽しそう（に見える）！出てる人やセリフの小ネタに「今が旬」「今だから笑える」という感じのものも多かったので、数年後に見たらこんなに笑えるかどうかわからないけど、今の私にはバカバカしさ加減がもろにツボでした。あっちに行ったりこっちに行ったりぶっ飛びまくりだけどちゃんと繋がるところは繋がってて、背筋が寒くなるところもあったり、ベタにいい話だなーってところもあったりで、ちゃんと物語になってたし、あーほんと面白かったよ！後で考えると「あれ？」と気になるところが次々出てきたので、もう一回見に行きたいなあ。原作はだいぶ昔にチラ見して「よくわからん」と思った記憶が…。映画を見たら全部読みたくなりました。今なら楽しめる気がする。
七之助さんは女形が素晴らしいとよく聞くけど、見てさすがだなーと思った。ところどころの仕草が女性より女性らしくて、女装しても男とキスしてても気持ち悪くない、むしろかわいい。長瀬くんも綺麗な顔してるから、手つないでるところとかほんとに普通にかわいいカップルだった。長瀬くんの弥次さんも、脳みそ薄っぺらそうで思考回路が喜多さん一直線な感じがよく出ててかわいかったし、ふたりともはまり役だったなーと思う。

↓わらったところ・ねたばれめも
監督がいっぱい出ちゃってる/箱根トレーナー（ほしい）/さむらいけらいのショートコント/マッチョの鍋パーティー/皆川さんの腹/古田さんは落武者ヘアが似合いすぎ/ヒゲのおいらんの歌声が志村っぽい/USO84/おいせたん/良々だらけの不健康ランド/画面いっぱいの良々の顔/エンドロールまで良々　…ほかにもたくさん！